お正月も終わり、ますます寒さが増し、雪が 降るのではないかと思う毎日です。
春芳茶園にご来店いただいたお客様にお出しする時も「とても暖かく、こんな寒い日のお茶はおいしいですね。」と言っていただきます。
そんなお客様方にお出しする時、「福茶碗」という湯呑茶碗を使っております。
その「福茶碗」は飲み終わった底にお顔が描いてあります。それは、一つ一つ手描きのため、顔の表情がほんのりと笑っているような、心なしか曇っているような、本当に愛しく感じ自然に顔がほころびるお茶碗です。そして、そのお茶碗に合う「福茶」と呼ばれる大豆・黒豆が入っている玄米茶があります。
無病息災を願って飲まれるようになった縁起物のお茶です。
又、2月3日の節分。
立春の前日、大寒の最後の日を節分として、「福は内、鬼は外」と言いながら、豆まきをして厄払い行う習慣です。
そして、その豆を年の数だけ食べて、1年を無事に乗り越えられますように願います。
この頃は、だんだんとそのような習慣をするのが、少なくなってきていますが、節分の日はぜひ、「福茶」を飲みながら、豆を食べて家族の健康と幸福を願っていただけたらと、思います。
橋本